以前子供が幼稚園から持って帰ってきたサフランの栽培キッド。鮮やかな紫色の花を咲かせ、部屋中がいい香りに包まれました。サフランの花がこんな匂いなんて知らなかった~。花が咲く時期が終わってからもほそーい葉がたくさん残っていたのでエアプランツのようにガラス容器に入れて飾っていたら、けっこういいインテリアになりました。
球根から育てる水栽培の植物は切り花より長い間グリーンや花が楽しめてガラスポットなどだと育つ過程が見られて楽しいし、冬の部屋も明るく彩ってくれます。
なので今回は球根もホームセンターなどで簡単に手に入りやすいヒヤシンスの水栽培に挑戦。
11月に球根を発芽させ、最初の花が咲いたのが1月で最後の花が咲いたのが2月。冬の花が少ないシーズン中、室内で目を楽しませてくれました。
ヒヤシンスの育て方
10月ごろになるとチューリップの球根と一緒にヒヤシンスの球根も園芸ショップやホームセンターで売られ始めます。
何度も探しにいき(早すぎてフライング)ようやく10月下旬にヒヤシンスの水栽培用の球根を入手。
青と紫の花が咲く球根を買いました。(あとで芽出し球根にしておけばよかったかなとチラリと思いました)
当面の目標は、発芽させること!
- 芽が出るまでは冷暗所で(暖かい地域では冷蔵庫の中でも)
- 芽が出てからは室内でもOK!
ということなので、最初はおしりの部分だけが水に浸かるようにして冷暗所で根や芽が出るまで置いておくことに。とりあえずアルミ箔をかぶせて冷蔵庫の中へ!
球根購入から10日後
11月初め、10日ぐらい経ってやーっと白い根が見え始めました。根もあっという間に伸びてきて、そろそろ水栽培用の花瓶にいれなきゃなーと思いながらも、これといったガラスポットを見つけられず、とりあえずジャムの空き瓶に移動。
おしゃれな花瓶(球根用ガラスポット)を購入
冬の間じゅう目を楽しませてくれるインテリアになることを願ってちょっとおしゃれなガラスの花瓶を買いました。見た目にリズムが出るようにロングとショートをひとつずつにしてみることに。
選んだのは球根の水栽培専用の花瓶「BULB VASE(バルブベース)」。シンプルでオシャレなデザイン。すっきり直線的なところが素敵です。
球根を置く部分が花瓶から外せて洗ったり水替えをしやすいところもポイントです。
ヒヤシンスの時期以外の花瓶の利用法
球根栽培をしない、4月~10月ごろの期間は普通の花瓶として使えるのもいいです。10月中はふつう花瓶として使ったり。球根置き場があるのでかえって花がバサッと広がらず生けやすいです。
あとはエアプランツを入れるガラス容器としても活躍。
ガラス容器にエアプランツをディスプレイすると夏っぽく涼しげな雰囲気なります。
下の部分に100均で買ったヒトデやサンゴをあしらってみました。
3週間経過
寒くなってきたので冷蔵庫からお引越し。ジャムの瓶から容器を移し替え、購入した専用バルブベースに球根を入れてみました。
白い根っこがニョキニョキ伸びてきています。でもまだ芽がでない。。。
球根ってそうだった、なかなか芽が出ないだった。チューリップも植えてからしばらくなーんも変化ないですよね。それでもこんなに根っこは伸びてるんだ…と思ったけど、中には芽が出ないままの球根もあるらしい(^_^;)それはかなしい。
12月を過ぎてヒヤシンスを買うなら、芽を出した球根を買って、下の土を払って水栽培にするのがいいかなと思います。そのほうが失敗がなくていいですね。
芽が出たらこんな感じでリビングに飾る予定です。目が出るまではベランダで紙袋を上から被せて暗い状態にしています。緑の芽が出たら置き場所はどこでもよいようです。
5週間経過 発芽!
球根から育てること5週間。11月末の現在、やっと!ひとつ芽が見えかけ。
緑のちっちゃな芽が…出てきてよかった~。うれしい。
もう少しタケノコみたいににょきっと出てきたら、室内栽培に切り替えられるかなという感じです。
さらに根は伸びてショートのバルブベースのほうはもう花瓶の底に着くぐらいです。花瓶と球根部分がセパレートになっているので洗ったり水替えがしやすく便利。根は柔らかくて手荒に扱うとすぐポキポキ折れちゃいますので注意です。
根っこはたとえて言えば「もやし」っぽい感じ。その根をあんまり傷つけることなくお手入れができるのでやっぱり専用ポットにしておいてよかった。理想は500mlのペットボトル位の高さがあるもの。最後の方は思いのほか根っこが伸びるのである程度の高さのある花瓶がいいと思います。
ヒヤシンスを育てるならインテリア的にも衛生上もいつもクリアな状態を保てるセパレート型の洗いやすい花瓶を選ぶべき!
7週間経過
両方とも発芽しました。根もガラスポットの底まで伸びています。
水が凍りそうなくらい室外が寒くなってきたので、室内に取り込みました。
これがちょっと取り込みが早かったようで。本当は10週間ぐらい屋外に置いておくのがよいようです。
9週間経過(12月下旬)
しっかりとした緑の芽がタケノコのようにニョッキリ。順調に成長してきています。たまに水替えをしたり、花瓶を洗ったりするぐらいです。
ここから花が咲くまではけっこうあっという間でほどなくいい香りが部屋に漂いはじめました。
これは右は花が終わって切った後、左が開花したときです。根っこが伸びてすごいことに。
部屋にグリーンがあるとほっと癒されますね。ガラスで飾れるところも清潔感があっていいし、見た目にどんどん育つ球根栽培は楽しくておすすめです
