海南市のイベント、紀州漆器まつりへ。お買い得な漆器がいっぱいでのんびり楽しい。

うつわ

毎年11月の連休に和歌山県の海南市で開催されている「紀州漆器まつり」に行ってきました。

今までも陶器フェアや器の市など、小規模なものは行ったことがありますが「漆器まつり」というのは初めてです。

通り一面に漆器市が立ち、漆器がだいぶお値打ち価格で手に入るよ、という情報を聞いたので汁椀もリニューアルしたいしな、とおでかけしてみました。

紀州漆器まつりとは?

毎年11月の最初の連休で2日間にわたって和歌山県海南市で開催されている紀州漆器まつり。今年で29回目の開催だそうです。

以前、和歌山県の旅行本を読んだ時に気になっていた紀州漆器(黒江塗)がこの漆器まつりでお得に買えるというので秋の小旅行に行ってみました。

紀州漆器(黒江塗)は、会津塗(福島県)山中塗・輪島塗(石川県)などと共に全国三大産地の一つだそうで(私は輪島塗しか聞いたことがありませんでした)漆器の産地として有名な場所なんですね~、和歌山県。

紀州漆器まつり開催時は大漆器市だけでなく、飲食店の出店が出たり、ステージイベントがあったり漆器蒔絵体験ができたり、漆器を買わなくてもお祭り気分で楽しめます。

シャトルバスの運行や臨時の無料駐車場も

JR海南駅からのシャトルバスもあり、近隣に無料駐車場もあるためアクセスもよいです。

わが家が現地に到着したのはお昼前でしたがまだ駐車場に空きがありました。

大阪で同様のイベントだと、朝イチで行かないとまず駐車場は満車で入れないし、駐車場があってもものすごく遠い所に停めて歩かないといけなかったり、駐車料金無料なんてほぼないので新鮮。

午後に帰る頃には満車のところが多かったですが、満車となっていても少し待てば停められそうでしたよー。

駐車場から少し歩くと「うるわし館」が見えてきました。うるわし館では漆器の販売や展示がされていて上の階は資料室や展示室になっていました。

 

町の公民館的な感じ?!

そのうるわし館の前では、飲食店の出店がたくさん出ていて、テントの下で座って食べられるスペースもあって大判焼きとか食べました。

 

うるわし館に展示されていた大きな漆器のひな人形。

家におけるかわいいサイズのひな人形もあり、欲しい!と思いましたがこちらは非売品でした。

その後うるわし館を出て、川端通りの大漆器市会場へ。

紀州漆器まつりHPより

 

通りの左右に所狭しとお店が出ています。

器の種類もいろいろ、色も鮮やかだったり見ていて楽しい♪

汁椀が200円~あったり、木製のお箸やスプーンも安い!そして日本製。

さすが大漆器市!掘り出し物がいっぱいでした。

漆器の汁椀とひとくちにいっても、木からできているので同じデザインでもひとつひとつカタチや色が微妙に違います。家族それぞれに自分で手に取ってみて、気に入ったものを買いました。

他にもお弁当箱やお重など、素敵なものがありました。

食洗器OKのお椀もあるし、この価格だったら気兼ねなく日常使いできます。

 

お店の佇まいも素敵。でも普段だったらなんとなく入りにくそうな気がする…。でも漆器まつりの時だとふらっと入れるのがいいですね。

漆器市以外にも地元の自衛隊がミカンの販売をしていたり、(一袋200円で美味でした)、なぜかエンジンオイルが売られていたり、街角歯科検診をやっていたりのんびりしたムードで楽しめた紀州漆器まつり。

人出もほどほどで、人混みが苦手でもそぞろ歩きが楽しめると思います。

結局お椀など予定よりたくさん買って会場を後にしました。

汁椀もとても使いやすいので、お土産にもう少し買っとけばよかったと思うぐらいです。モダンなデザインでかわいい。

黒江の街並みも素敵だったので、また黒江散策しに再訪してみたいなと思いました。

漆器というと普段使いしているのは汁椀ぐらいで、お手入れが大変そう…、とか高級なイメージで普通の洋食器よりも使用頻度が低めでしたが、リーズナブルにオシャレな器が買えたのでいっぱい使いたいと思います。

今度は佐賀の波佐見陶器まつりにいったみたいな~。

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