子どものイボにハトムギは効果ある?お茶とヨクイニンを2か月半飲み続けた結果

美容・健康

春ごろから子どもの足の指先に、ぽつんと小さなおできのようなものができていました。そのうちなくなるかと思ったけどなくならない。もしかしてこれはイボ??

大きくなったり増える気配もなく、痛みもないというので様子見していましたが、友人に聞くとどうやらウイルス性のイボでプールで流行っているらしい。そして人にうつるらしいということで、皮膚科で治療することにしました。

小学生になってもまだ予防接種でビービー泣くぐらい痛みに弱い我が子。液体窒素は痛くて嫌がるであろう、という先生の助言もあり、とりあえずはハトムギ茶と漢方のヨクイニン錠を処方され様子を見ることになりました。

夏休みを経てお茶とお薬を飲み続けること2か月半、イボにハトムギは効果があるのでしょうか。

イボ治療にハトムギ茶とヨクイニン錠って効くの?

ネットで調べても、明確なエビデンスは出てこないハトムギのイボ治し効果。

民間療法だしなぁ、と思いつつも皮膚科の先生に言われたとおり、処方されたヨクイニンエキス錠(コタロー)を1日6錠と10分以上煮出したはとむぎ茶(1Lぐらい)を毎日作って飲ませ続けました。

もらったヨクイニンエキス錠のお薬情報の紙には

ウイルス感染による疣贅(いぼ)に作用します。通常、青年性扁平疣贅、尋常性疣贅の治療に用いられます。

と書かれていました。

暑い夏、毎日朝晩お茶を長時間煮出して薬を飲ませるのなんてめんどくさいなぁ、と思いつつも、まぁやってもいいかな!思ったのはイボを治す以外のハトムギの効能が美容効果もありそうで母にとっても魅力的だったからです(笑)。

ハトムギの効用といわれているもの

漢方や民間療法では、皮を剥いた種子を薏苡仁(よくいにん)と呼んで薬用に用いられ、いぼ取りの効果、利尿作用、抗腫瘍作用などがあるとされる。漢方では薏苡仁湯などに使われる。また、ハトムギ茶やシリアル食品などにも利用される。 ハトムギエキスは皮膚に塗布すると、保湿作用、美白作用があることが知られており、基礎化粧品に配合されることも多い。

  • 注意点 妊娠中は、禁忌とされる[5]。ハトムギを含む飲料、食品の摂取は避けるのが望ましい。

ウィキペディアより

  • イボとり効果
  • 利尿作用(むくみ取り)
  • 抗腫瘍作用
  • 保湿・美白作用

こうやってハトムギの効能を見てみると、お肌によさそうですよね。妊婦はダメとか意外。

化粧品に配合されていたり、サプリメントなどをドラッグストアで見かけることもありますしハトムギ=美肌効果ありというようなイメージがあるかも。

なので子どもにお茶として飲ませる一方、この夏は家族の常飲するお茶もハトムギ茶にし、私も積極的に飲んでみました。お茶の味は香ばしい感じで十六茶に近いかも。

ちなみに処方されたヨクイニン錠は保険適用。はとむぎ茶は自費で、皮膚科で購入したものです。ウチダの焙じはと麦、とあります。

この夏お世話になったヨクイニンエキス錠とはと麦茶セット

ふつうにお茶を沸かす要領で、やかんにハトムギパック(100均で買ったお茶パックに大さじ3杯程度はと麦を入れたもの)を入れ沸騰させたのち、トロ火で10分ちょっと煮出します。皮膚科の先生にハトムギは多めに入れてねと言われたので、通常の量より多めに。水1Lに20gぐらいの感じです。

これだけではあんまりおいしくないので、ウーロン茶や麦茶のパックをブレンドして、いつものお茶の味にちょっとだけ近づけて。

夏だったので『濃く煮出したはとむぎ茶1リットル』も毎日のプールや習い事に水筒で持って行き、旅行にも連れて行き(笑)スポーツ後や食後にもごくごく飲んで量はクリア。ヨクイニン錠もあまり飲み忘れず摂れていました。

500gのハトムギ茶のパック、ただ今3袋目を消費中です。

で、イボはどうなったか?

お茶とヨクイニン錠を頑張って毎日飲んでいましたが、残念ながら足のウイルス性イボはなくならず(^-^;です。

若干小さくなったような、水分を失い黒っぽく硬くなったような気はしますが、ポロリと取れることはありませんでした。これからの季節、お茶を毎日1L飲むのはむずかしくなってくるので、皮膚科の先生も様子を見ながらそろそろ液体窒素で取る?なんて言っています。(結局液体窒素?って感じもしないでもないけど)

液体窒素をやった後もお茶とヨクイニン錠は続けていったほうが効果があがるらしいです。

やはり漢方は数か月かもっと、継続しないとダメなんですかね~、じんわり効いているといいんですが。

他のうれしい効果はあり

残念ながら子どもの指先のイボは取れませんでしたが、おしりにあった最後の水イボ(1個)が先月つぶれて?いつの間にか芯がとれてなくなっていました。水イボも幼稚園時代ポツポツできて、小児科や皮膚科で薬を塗ったり取ったりしていましたが、新たにできることがなくなり、放置していた最後の一個。これで完治です。

あとはこの夏、そういえば皮膚(肌)トラブルがなかったな~、という印象。

とびひとか、虫刺されのかきむしりからの腫れ、とかそういうのがなかったです。

私に関して言えば、夏になると悩まされる指先のプチプチっとした小さな水泡(手湿疹?)がこの夏は珍しくほとんどできなかったです。前はよくできてステロイドを塗って絆創膏を貼って…としていたけど、今年はそんなケアをしたのも2回ぐらいでした。

肌の免疫力を上げてくれるというけれど、これはハトムギ効果なのかどうなのか?!

あとは特に目立った肌トラブルもなく、生理前の吹き出物もそういえばあんまりこのところできていないかも?という感じです。夏だからかもしれないけど、お肌はオイリーというかしっとりした感じで乾燥はなし…。これは保湿効果?!なんせお肌の調子は悪くないのです。ということで残ったお茶はこれからも飲み続けよう…。

もともと水分をあんまり摂らずコーヒーとかばっかり飲んでるのでお茶を飲む習慣が肌にいいのかもしれませんね。

まとめ

ハトムギ茶とヨクイニンで子供のウイルス性イボが治るのかというと、2か月半毎日飲ませてみたところ若干小さくはなった気がしますが、結局完治には至りませんでした。

漢方治療なのでもっと長期戦(半年とか1年レベル)で臨まねばならないのかもしれませんね。

液体窒素治療中もはと麦茶とヨクイニン錠は併用

その後、液体窒素でウイルス性イボをやっつけるべく、皮膚科に通ってます。気づかない間に反対の足にも同じようなところに小さいのが一つできてしまっていました。現在1回ずつ液体窒素でジュっとしましたが、まだ取れていません。

心配していた液体窒素の痛みも、子供が耐えられない痛みではなさそう。。。2週間おきに皮膚科に通う日々が続きますが、その間もヨクイニン錠とはと麦茶は継続中です。外科治療と内服薬、ダブルで治療したらイボもさすがに治るはず!

体の免疫力を上げてくれる効果あり?

イボは治らなかったけど、この夏は虫刺されのキズのかきこわしや腫れ、あせもなどその他の肌トラブルもなく、母子ともにお肌の調子はいいし免疫力はアップしているように感じます。通常飲むお茶をハトムギ茶にしただけなので(ちょっと作るのは面倒だけど)これはなかなか楽でよい美容法かもしれません。

ヨクイニンは大人の首イボとか老人性イボにも効くといいますよね。

イボ予防に私はこれからもお茶を飲み続けようかなーと思っています。でもお茶だと冬場はそんなに量を飲めなさそうだからサプリの方が楽かも。

こちらが処方されていたのと同じ小太郎漢方製薬のもの。

 

あとは漢方で定評があるクラシエ(カネボウ)のものとか。

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